【介護予防】50代・60代からのウォーキングシューズおすすめ5選!失敗しない選び方を徹底解説

「健康のために、そろそろウォーキングを始めたい」 「親に、散歩を習慣にしてほしい」

50代・60代から「歩くこと」は、筋力の維持、心肺機能の向上、そして何より「介護予防」のために最も重要で、最も簡単な運動です。

しかし、その第一歩である「靴選び」を間違えてはいけません。

若い頃と同じ「ランニングシューズ」や「普段履きのスニーカー」で長時間歩くと、膝や腰を痛め、かえって健康を損ねる原因になります。

この記事では、「シニアの暮らし快適ガイド」として、50代・60代からのウォーキングシューズ選びで絶対に失敗しないポイントと、楽天で買えるおすすめモデルを厳選してご紹介します。

シニアの靴選びは「デザイン」より「機能」

年齢を重ねると、足には「筋力の低下」「アーチ(土踏まず)の崩れ」「バランス感覚の変化」が起こります。

若い頃の靴が合わなくなるのは、当然のことなのです。

【専門家の視点】

介護の現場では、転倒の原因の多くが「合わない靴」であることを見てきました。

靴が重い、滑る、脱げやすい。

こうした小さな問題が、転倒による骨折、そして寝たきりの入り口になります。

50代・60代からの靴選びは、ファッション性よりも「①軽いこと」「②つまずきにくいこと」「③膝や腰への負担を減らすこと」を最優先にすべきです。

ウォーキングシューズ 選び方3つの鉄則

1. 「軽さ」と「クッション性」の両立

「軽さ」は、一歩一歩の足の運びを楽にします。

「クッション性」は、アスファルトから膝や腰に伝わる衝撃を吸収します。

この2つは必須です。

2. つま先が少し反っている(トゥスプリング)

高齢になると、足が上がりにくくなり、何もない平らな場所で「すり足」になってつまずくことが増えます。

靴のつま先が少し反り上がっているモデルは、自然と足が前に振り出されるため、この「つまずき」を劇的に減らしてくれます。

3. 「ファスナー付き」または「ダイヤル式」

腰を深く曲げて靴紐を結ぶのは、シニアにとって重労働です。

サイドにファスナーが付いていて簡単に脱ぎ履きできるモデルや、カチカチと回すだけで締まる「ダイヤル式(BOAフィットシステム)」のモデルが、圧倒的に便利でおすすめです。


歩くことは「第二の心臓」を鍛えること

ウォーキングは、ふくらはぎ(第二の心臓)の筋肉を使い、全身の血流を良くします。

血流が良くなることは、冷え性の改善だけでなく、脳の活性化(認知症予防)にも繋がります。

「認知症」のリスクや、万が一の「見守り」について不安がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

【介護のプロが解説】認知症の見守りカメラは必要?失敗しない選び方とおすすめモデル


【楽天で買える】シニア向けウォーキングシューズ おすすめ4選

1.【王道の定番】ミズノ (MIZUNO) LD40 シリーズ

「シニアのウォーキングシューズで迷ったら、まずこれを試すべき」と言われる、日本の王道モデルです。

  • 特徴: 「歩きやすさ」をとことん追求。クッション性と安定感が抜群です。
  • 機能: サイドファスナー付きで脱ぎ履きが超カンタン。4E(幅広)モデルも豊富です。
  • 専門家の視点: 「『LD40』は、まさにシニアのための靴です。特にクッション(ミズノウエーブ)が素晴らしく、長時間歩いても膝が痛くなりにくいと評判です。価格は少し張りますが、これ一足で数年間の健康が買えると思えば安いです。」
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2.【ダイヤル式で簡単】アシックス (ASICS) ライフウォーカー (BOA)

「靴紐を結ぶのが、本当に面倒」という方には、アシックスのこのモデルが最強です。

  • 特徴:BOAフィットシステム(ダイヤル式)」搭載。ダイヤルを回すだけで、足全体が均一に締まります。
  • 機能: もちろん、歩行時の安定性やつまずきにくさも考慮されています。
  • 専門家の視点: 「このダイヤル式は、一度体験すると元に戻れません。特にリウマチなどで指先に力が入りにくい方、麻痺がある方でも、ご自身で簡単に靴が履けます。『自分でできる』ことが、ご本人の尊厳とQOL維持に繋がります。」

3.【驚異の軽さ】ヨネックス (YONEX) パワークッション シリーズ

「とにかく軽い靴が良い!」という方には、ヨネックスの「パワークッション」が人気です。

  • 特徴: 「生卵を落としても割れずに跳ね返る」というCMで有名な衝撃吸収材「パワークッション」を搭載。
  • 機能: 非常に軽量(モデルによる)で、まるで履いていないかのような感覚。もちろんファスナー付きモデルも豊富です。
  • 専門家の視点: 「軽さとクッション性の両立が素晴らしいモデルです。足腰への負担を極限まで減らしたい方、重い靴を引きずるのが嫌という方に、ぜひ試してほしい一足です。」

4.【おしゃれさ重視】ニューバランス (New Balance) (MW880など)

「いかにもなシニア向けデザインは嫌だ」という、おしゃれな方にはこちら。

  • 特徴: 見た目は普段履きのおしゃれなスニーカーですが、中身はしっかりウォーキング仕様。
  • 機能: モデル(MW880など)によりますが、クッション性が高く、幅広(4E)モデルも多いです。
  • 専門家の視点: 「ウォーキングは『継続』が命です。履いていて気分が上がる『お気に入りのデザイン』であることは、継続のために非常に重要。ニューバランスは、その点とおしゃれさを両立できる良い選択肢です。」


まとめ

健康寿命を延ばすための第一歩は、足元から。

ご自身の足に合い、膝や腰に負担をかけない「正しいウォーキングシューズ」を選び、毎日5分でも10分でも、歩く習慣をつけましょう。

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