【結論】高齢者の暖房はつけっぱなしが安全|電気代より事故予防

【結論】
高齢者の冬の暖房は、「こまめに切る」よりもつけっぱなしの方が安全です。

電気代が気になって暖房を切ってしまうご家庭は多いですが、
介護の現場では、寒さが原因の事故が毎年のように起きています。

特に多いのが
・ヒートショック
・夜間の転倒
・低体温による体調悪化

この記事では、介護のプロとしての現場経験をもとに、
「なぜ暖房はつけっぱなしが良いのか」
「電気代は本当に高くなるのか」
を分かりやすく解説します。


なぜ高齢者は「暖房を切る」と危険なのか

高齢になると、体温調節機能が低下します。
寒さを感じにくく、「まだ大丈夫」と我慢してしまうのが大きな問題です。

その結果、
・部屋が冷え切る
・血圧が急上昇する
・体がこわばり動作が鈍る

といった状態になり、事故のリスクが一気に高まります。

特に一人暮らしの場合、
「寒いけど我慢する」=「誰にも気づかれない」
という状況になりやすいのです。


暖房を切ることで起きやすい事故【介護現場の実例】

ヒートショック

暖房の効いた居室から、寒いトイレ・脱衣所へ移動した際、
血圧が急変し、失神・心筋梗塞・脳卒中につながるケースがあります。

👉
【ヒートショック対策】高齢者の「脱衣所・浴室」が危ない!


夜間の転倒

夜、暖房を切った部屋は想像以上に冷えます。
体がこわばった状態でトイレに立つと、
・ふらつき
・すり足
・足が上がらない

結果、転倒 → 骨折 → 寝たきり、という流れも珍しくありません。

👉
【介護のプロが解説】高齢者の「家の中の転倒」が一番危ない!


電気代は本当に高くなる?つけっぱなしの誤解

「暖房をつけっぱなし=電気代が跳ね上がる」
そう思われがちですが、実際は必ずしもそうではありません。

エアコンは
・起動時に最も電力を使う
・室温が安定すると消費電力は下がる

という特性があります。

頻繁にON/OFFを繰り返す方が、
結果的に電気代が高くなるケースも多い
のです。

特に
・夜間
・高断熱でない住宅
では、つけっぱなしの方が安定します。


介護現場で推奨している暖房の基本設定

私が現場でご家族に伝えている目安は以下です。

・室温:20〜22℃
・就寝中:弱運転でつけっぱなし
・脱衣所・トイレ:補助暖房を併用

「暑くしすぎない」「冷やさない」がポイントです。


節約と安全を両立するおすすめ暖房グッズ

① 電気毛布(寝る前まで使用・つけっぱなし防止)

おすすめ商品(楽天・Amazon)

パナソニック 電気毛布(敷き毛布)DB-U12T / DB-U11T系

電気毛布は「暖房をつけっぱなしにしないと寒い」と感じやすい高齢者の就寝時に特におすすめです。
消費電力が非常に低く、エアコン暖房より電気代を抑えながら体を直接温められます。

最近の電気毛布は、温度調節機能やダニ対策、洗濯可能なモデルも多く、
高齢者でも扱いやすいシンプル設計が主流です。

寝る前に布団を温めておくことで、入眠しやすくなり、
夜間の冷えによる体調不良予防にもつながります。


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👉【シニアの節約術】パナソニック「くるけっと」は買い?電気毛布の電気代と、おすすめ4選を徹底比較


② 人感センサー付きセラミックヒーター(脱衣所・トイレ用)

おすすめ商品(楽天・Amazon両対応)

アイリスオーヤマ 人感センサー付き セラミックヒーター JCH-12TD系

脱衣所やトイレなど「短時間だけ寒い場所」には、
人感センサー付きセラミックヒーターが適しています。

人の動きを感知して自動でON/OFFするため、
消し忘れの心配が少なく、高齢者世帯でも安心して使えます。

特に冬場の脱衣所はヒートショックのリスクが高く、
局所的に素早く暖められる暖房器具を併用することで、
事故予防の観点でも有効です。


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👉【ヒートショック対策】高齢者の「脱衣所・浴室」が危ない!おすすめ「脱衣所ヒーター」と安全な入浴法


③ サーキュレーター(暖房効率アップ・つけっぱなし対策)

おすすめ商品(楽天・Amazon両対応)

アイリスオーヤマ サーキュレーターアイ PCF-SC15 / PCF-HD15系

暖房をつけっぱなしにしているのに寒い原因の一つが、
「暖かい空気が天井に溜まっている」ことです。

サーキュレーターを併用すると、部屋の空気を循環させ、
設定温度を下げても体感温度を保ちやすくなります。

結果として暖房の使用量を抑えられ、
電気代節約と室温の安定につながるのが大きなメリットです。
操作がシンプルなモデルを選ぶと、高齢者でも扱いやすく安心です。


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【高齢者の暖房節約術】エアコンの電気代が逃げるのは「窓」!今すぐできる防寒・結露対

商品主な用途電気代の目安安全性おすすめ設置場所
電気毛布長時間保温非常に安い寝室・布団
人感ヒーター短時間暖房やや高め脱衣所・トイレ
サーキュレーター効率改善リビング・寝室

どれか一つを選ぶより、
「長時間=電気毛布」「短時間=人感ヒーター」「効率改善=サーキュレーター」
と使い分けることで、暖房費と安全性の両立がしやすくなります。


それでも「つけっぱなし」が不安な方へ

どうしても電気代が気になる場合は、
・設定温度を下げる
・補助暖房と併用する
・断熱対策をする

といった「やり方の工夫」で解決できます。

暖房を切ることが節約ではありません。
事故を防ぐことが、結果的に一番の節約です。


まとめ

高齢者の暖房は、
「寒くなったらつける」では遅い場合があります。

・ヒートショック
・転倒
・体調悪化

これらは、暖房の使い方ひとつで防げる事故です。

まずは
✔ 暖房を切らない
✔ 温度差を作らない
✔ 補助暖房を活用する

この3つから始めてみてください。

コメント

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