「離れて暮らす親の体調が心配…」
「万が一、転倒して動けなくなったらどうしよう…」
そんな不安を抱えるご家族の間で、今、「スマートウォッチ」を親にプレゼントする動きが急増しています。
ただの時計ではありません。
腕につけているだけで、心拍数や血圧を測定し、転倒したら家族に知らせてくれる、「身につける見守りロボット」なのです。
この記事では、「シニアの暮らし快適ガイド」として、高齢者の健康と安全を守るために必要な「スマートウォッチの機能」と、シニアでも使いやすいおすすめモデルを厳選して解説します。
なぜ「スマートウォッチ」が最強の見守りなのか?
家の中での見守りには「見守りカメラ」が基本です。
しかし、カメラには「家の中でしか見守れない」という弱点があります。
見守りカメラの選び方や、親がカメラを嫌がる時の対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【介護のプロが解説】認知症の見守りカメラは必要?失敗しない選び方とおすすめモデル
【専門家の視点】
スマートウォッチの最大の強みは、「24時間、どこでも見守れる」ことです。
散歩中の転倒や、トイレやお風呂での急病。
カメラの死角で起こる事故も、腕につけているだけで検知し、家族にSOSを送ってくれます。
また、「血圧」や「心拍数」などのデータが自動で記録され、スマホで確認できるため、毎日決まった時間に血圧計で測定するのが難しい方でも、無理なく健康管理が続けられます。
(※正確な測定には専用の血圧計も併用することをおすすめします)
高齢者向けスマートウォッチ 選び方3つの鉄則
若者向けの「Apple Watch」などは高機能すぎます。
シニアには「専用」の機能が必要です。
1. 「転倒検知」機能があるか(最重要)
着用者が激しく転倒し、一定時間動かない場合、自動的に家族に緊急通知(SOS)を送る機能です。
これが「命綱」になります。
必ず搭載モデルを選びましょう。
2. 「健康管理(ヘルスケア)」機能の精度
- 心拍数・血中酸素: ほぼ全てのモデルで測定可能。
- 血圧・心電図: 一部のモデルのみ対応。高血圧や不整脈が心配な方は、これらに対応したモデルを選びましょう。(※医療機器ではないため、あくまで目安です)
3. 「画面の大きさ」と「操作の簡単さ」
老眼の方でも見やすい「大画面」であること。
そして、複雑な操作が不要で、「つけるだけ」で機能することが重要です。
スマートウォッチは「外出先」での見守りに最強ですが、「家の中」での見守りには、やはり「見守りカメラ」が確実です。
「外」と「中」、両方で見守ることで、安心感はさらに高まります。
親がカメラを「嫌がる」場合の説得方法や、プライバシーに配慮したカメラの選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【介護のプロが解説】見守りカメラを親が「嫌がる」時の“最強の説得術”と、プライバシー配慮のコツ
【楽天・Amazonで買える】おすすめ「高齢者向け」スマートウォッチ3選
1.【王道・最強】Apple Watch SE(アップルウォッチ)
iPhoneユーザーのご家族なら、やはりこれが最強です。
- 特徴: 圧倒的な知名度と信頼性。「転倒検知」の精度が非常に高く、実際に命を救った事例が多数あります。
- 機能: 転倒検知、心拍数、緊急SOS、服薬リマインダーなど。
- 【専門家の視点】「ご家族がiPhoneを使っているなら、設定や管理が一番楽なのはApple Watchです。『SE』モデルなら機能も十分で、価格も抑えられています。『孫とお揃いだよ』と言ってプレゼントすれば、喜んでつけてくれるケースも多いですよ。」
2.【健康管理・安価】Xiaomi (シャオミ) Smart Band 8 Pro
「Apple Watchは高すぎる」
「まずは安価に試したい」という方に最適です。
- 特徴: 1万円以下で買える高コスパモデル。画面が大きく見やすいです。
- 機能: 心拍数、血中酸素、睡眠モニタリング、ストレス測定など。バッテリーが最大14日間も持つので、充電の手間が少ないのもシニア向きです。
- 【専門家の視点】「『毎日の充電』は、シニアにとって意外と高いハードルです。このモデルは電池持ちが良いので、『つけっぱなし』でいられるのが最大のメリット。転倒検知はありませんが、日々の体調管理用としては十分すぎる機能です。」
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3.【日本製・安心】オムロン (OMRON) HeartGuide(ハートガイド)
「血圧」が特に心配な方には、医療機器メーカーの「本気」の時計を。
- 特徴:家庭用血圧計のトップブランド「オムロン」が開発した、「医療機器認証」を取得したウェアラブル血圧計です。
- 機能: 時計のバンドが膨らんで、手首式血圧計と同じ仕組みで「正確に」血圧を測れます。
- 【専門家の視点】「これは『スマートウォッチ』というより『腕時計型の血圧計』です。一般的なスマートウォッチの血圧測定は『推定値』ですが、これは『実測値』。医師に見せるデータとして使えるレベルの信頼性があります。高血圧の管理を最優先したい方には、これ一択です。」
もし、腕時計型ではなく、毎朝ご自宅でしっかり測定するための「据え置き型」の血圧計をお探しの場合は、こちらの記事も参考にしてください。
【介護視点で選ぶ】高齢者向け血圧計のおすすめ3選!「腕巻き式」と「手首式」どっちが良い?
まとめ
スマートウォッチは、離れて暮らすごく家族にとって、「24時間寄り添う見守り」を実現する最強のツールです。
「転倒検知(安全)」か「健康管理(血圧)」か、ご本人の状況に合わせて、最適な一本を選んであげてください。


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